8月 - 江戸や鮨八

伊勢えび
8月1日に解禁！8月はなんといっても伊勢えび、一押しです。まぁ、お盆までは高かったりしますが、それでもぜひ早目に食べて欲しいです。
伊勢えびは、6月、7月は禁漁なんです。禁漁の訳は、産卵期で子を持つからです。で、8月のうちは、子を持ってる伊勢えびがいたりします。その子、子、子。外子、に内子、たまらないです。
まぁ、来年のためには、しっかり産んでもらうことも大事なんですけど、獲れてしまったら、仕方ないです。食べましょう。

東京湾の黄金アジは7月～旬が始まります。
相模湾のアジは、春の４～5月が旬ですが、東京湾のアジは7月8月が美味しい時季を迎えます。

近いのに不思議ですよね。
それは、アジの回遊に違いがあります。

相模湾や銚子で獲れるアジは、黒系と呼ばれる外洋を回遊するアジなんです。微妙に色も逞しく日焼けをしているので、黒っぽく豊富な餌を食べて大きくなるのが特徴です。大きいアジになると800gもあるのも見かけます。通常スーパーで売られているアジは、200g前後が多いです。

外洋の黒系のアジに対してこの時季には、東京湾内にとどまりあまり日焼けをしていない、白系のアジが旬を迎えます。その東京湾で獲れる白系のアジを黄金アジと命名されてブランド化されています。特に尻尾に注目して下さい。金色に綺麗に光ってますよね。これが黄金アジの由来です。
黒系に対して、しっとりお上品な味がします。アジだけに・・・

星カレイ！

夏の白身といえばカレイ！

もちろんお刺身の話です。
カレイといえば煮付けのイメージの強い感もありますが、お刺身、お鮨もやります。身も厚く、旨味が強いです。
そのカレイの中でも最高峰の星カレイ。
まぁ、書いてあるだけで店に並ぶことはほぼ無いようにも思います。それは、めっちゃ高いからです。
でもなにかの間違いでたまに買えたりするので、一応書いておきますね。

見かけたら絶対、食べてください(^o^)

イワシ

6月あたりの梅雨入りからアブラがのり美味しくなってくるイワシですが、もうこの時季は大とろレベルです。もうアブラ、アブラ、、、
もう説明不要です。
この時季の光物は、イワシです。

ゴマサバ
夏の光物はイワシ、そしてゴマサバ！

ホンの２～3週間ですがめっちゃアブラ乗る時季があるんです。その時は、だいたい8月ぐらい。あっという間なんです。
その時季には、ぜひ松輪のサバを食べたいですね。
普段は見向きもされないレアな存在ですが、この時季は別格。別格なんです。

ぜひ、別格のゴマサバ、時季のゴマサバを食べましょう。

スズキ

夏の白身といえばスズキ！

スズキの洗いとよく聞きますね入れられませんが・・・（笑）
スズキは海だけでなく川でも生きられるハイブリッドです（笑）スズキを洗いにするのは、主に川で獲れたスズキは、どうしても臭いのでその臭みを消すために洗いにすると聞いたことがあります。

そうは言われても食べてみたら、そんなにいうほどでも～。というのが感想で川のスズキでもアブラのってて美味しいですよ～。高いので登場の機会は少ないので見かけたらぜひ食べてくださいね。

コチ（真ゴチ）

夏の白身といえばスズキについでコチ！
真ゴチです。こちらもスズキに負けず劣らず高いですがスズキと違い、脂ののる魚ではありませんが、夏に旨味が増し、夏の白身の代表選手です。
しかし一般的な認知度はかなり低いですよね。。。

でも、だからこそ食べて欲しいお魚です。
夏は、スズキ、コチ！

岩かき

太刀魚

なぜか、旬が2回ある不思議な魚です。

マツ鯛
ん、、、ここで紹介するべきか悩みますが、夏～秋までしか獲れない珍しい魚です。旬は夏なんですが年間通して味はそんなに変わらないです。見かけは、シーラカンス？古代魚？みたいな風貌ですが見かけからは想像できない透明感のある白身でキレイです。食感が強く旨味の強い魚で食べ飽きないです。

キハダマグロ
まぐろにも旬があるのか？そうなんです。
夏は、主にキハダマグロですが、三浦半島ではキハダマグロが旬を迎えます。まぐろの中では、格下のあるキハダマグロですが、しっかり血抜きをして手当の良いキハダマグロは、夏らしいさっぱりといた味わいで、美味しいです。
この時季は脂ではなく暑いからこそさっぱりとした味わいのキハダマグロを楽しみましょう。